日蓮聖人は弘安5年(1282年)10月13日、ご入滅されました。この日を中心に全国各地の日蓮宗寺院では報恩会の法要(お会式)が営まれます。
とりわけご入滅の地である池上でのお会式は盛大で、本行寺では、毎年10月11~13日の3日間、「日蓮大聖人ご報恩会式」を奉行しています。
12日午後7時頃から、各地の万灯講の皆さんによる萬灯練供養があります。
日蓮聖人がご入滅された13日の午前零時から早朝5時までは、3名のお上人による通夜説教が本堂で行われます。
そして、午前5時30分には正当法要を奉行し、日蓮大聖人ご報恩回向を申し上げます。
期間中の池上は、数十万人におよぶ参詣者が訪れ、12日は終夜にわたり団扇太鼓の音が絶えることがありません。