日蓮宗の荒行は、毎年11月1日より翌年2月10日までの100日間、大本山中山法華経寺内の大荒行堂(写真)にて行われます。
僧侶の死装束である麻の法衣に身を包んだ修行僧は、毎日午前2時の起床から午後11時の就寝まで、7回の「水行」と「読経三昧」の毎日を送ります。食事は朝夕2回の白粥と味噌汁だけ。世界の三大荒行のひとつに数えられます。
今回の参拝は、面会所に併設されている外堂で修行僧から特別加持祈祷を受けます。どなたでもご参加いただけますので、是非お申し込みください。
わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と申します ―― 映画「男はつらいよ」の主人公・寅さん(故 渥美清)の名ゼリフです。この映画の舞台である葛飾柴又の帝釈天は、経栄山題経寺という日蓮宗のお寺だということをご存知ですか?
題経寺は、寛永6年(1629年)に中山法華経寺第19世の禅那院日忠および題経院日栄という2名の僧によって開創され、18世紀末に本堂修復の折、紛失していた帝釈天の板本尊が発見されました。以来江戸市民の信仰を集めるようになりました。近年では、前述の寅さんゆかりのお寺として注目されています。
帝釈天を祀る帝釈堂の外部には法華経説法の場面を彫刻した「彫刻ギャラリー」や東京都の選定歴史的建造物に指定されている「大客殿」、池泉式庭園「邃渓園(すいけいえん)」なども有名です。
<<概要>>
◎実施日:令和2年(2020年)1月11日(土)<日帰り>
◎集合:午後12時30分 中山法華経寺(千葉県市川市中山2-10-1 アクセス≫ )山門前
※昼食を済ませてご集合ください。
※交通費は各自でご負担ください。
◎参加費:1人 5,000円(2カ寺分の奉納・祈願料、開帳料含む)
◎定員:30人(定員になり次第締め切らせていただきます)
◎申込方法:当山窓口・FAX・郵送
◎申込締切:令和2年1月5日(日)厳守
◎行程:
12:30 中山 法華経寺 山門前 集合⇒13:00 日蓮宗大荒行堂参拝(御祈祷・荒行僧面会)
⇒14:30 柴又帝釈天参拝(御開扉・参拝)⇒15:30頃 解散(境内や参道など自由散策)
<お問い合わせ>
池上 大坊 本行寺
〒146-0082 東京都大田区池上2-10-5
Tel: 03-3752-0155 Fax:03-3753-0111