画家の中村宗弘氏
日本画家の中村宗弘画伯が、大坊のために描き下ろしてくださった珠玉の作品をご覧ください。
1950年 神奈川県逗子市に生まれる。
父・美術評論家中村渓男。祖父・日本画家中村岳陵(文化勲章受章)。
幼稚舎から慶應義塾に学ぶ。
15歳で祖父中村岳陵のもとで絵を習い始め、高校入学後、本格的な画家修業を始める。
1968年 高校3年生の時第3回日春展に『早春』を初出品し、日春賞受賞。
同年秋の第11回新日春展に『翠明』を初出品し、特選・白寿賞受賞。
1969年 『早晨』で第4回日春展にて奨励賞受賞。
第1回日展に『月鐘』を無鑑査出品し、外務省買い上げとなる。
同年祖父・中村岳陵逝去。
1970年 第5回日春展。『朝霧』で奨励賞受賞。
1971年 第6回日春展。『冬』で日春賞受賞。
この年より、東山魁夷に師事。
1973年 慶應義塾大学文学部東洋史学科卒業。
師のもとで更なる研鑚を積み、1976年26歳で日展会友となる。
その後は全国各地で個展を開き、また日本画の普及活動にも力を注ぎ、海外での講演活動も精力的に行う。
祖父・中村岳陵から学んだ線の大切さ、師・東山魁夷からの色の配置やアングルの捉え方、そして両師より受け継いだ画家としての人生観を胸に、春夏秋冬の雄大な富士の姿など、日本の四季のうつろいを精密かつ繊細に描く日本画家として知られている。
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